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射出成形

  • 2021年8月13日
  • 2021年8月14日

【樹脂の射出成形】比容積の見方と使い方

 流動解析する上で、材質の粘度・比熱・比容積等の物性を見る機会があると思います。それぞれ、粘度は流動性に、比熱は固化速度に、比容積は収縮に影響を与えます。今回は、比容積の見方と、どのように扱うのか、例を上げてご紹介します。 比容積と密度の関係  比容積は密度の逆数を示します。密度の単位が、 kg/m3 や g/cm3  […]

  • 2021年3月7日
  • 2021年8月2日

【樹脂の射出成形】サイクルアップを目指す時の注意点を実成形と流動解析から確認。

 サイクルアップを目指し、成形条件の設定を変える際、どの設定を変更するでしょうか。ただ単に、冷却時間を短くするだけでは、冷却不足となり、取出しにより変形してしまいます。基本的には、樹脂を早く固めたいので、金型温度を下げたり、樹脂温度を下げるといった手段を取ると思います。  今回は、実際に失敗したことですが、金型温度を下 […]

  • 2021年2月21日
  • 2021年8月1日

【樹脂の射出成形】ゲートサイズが型締め力に影響するのか流動解析で確認。

  型締め力は、投影面積と内圧の積で求められます。そのため、内圧が変化すると必要な型締力も変化します。今回は、ゲートの大きさが内圧変化にどれほど影響するのか、簡単なモデルを作成し、流動解析から影響度を確認したいと思います。 型締め力とは・・・  型締め力とは、充填の際に金型を閉じておくために必要な力のことで、必要な力の […]

  • 2020年9月18日
  • 2021年7月31日

【樹脂の射出成形】強度解析にて安全率を算出する

 製品設計をする時、致命的な強度不足が存在すると、設計の修正まで後戻りしてしまいます。そういった、手間と費用を避けるため、CAEソフトを活用し、製品の強度解析を行います。方法としては、安全率を算出し、使用環境下(製品に掛かると想定される荷重)で強度的に問題がないか、コンピューター上で評価をします。  そこで、安全率の算 […]

  • 2020年9月13日
  • 2021年7月31日

【樹脂の射出成形】トンネルゲートの欠点

 トンネルゲートは、型開きと同時に自動でゲートカットされるため、ゲートカット作業の手間が省けます。この点では、サイドゲートより便利な点ですが、欠点も存在します。サイドゲートよりも成形条件幅が狭くなりやすいです。また、製品内圧が足りないことで、製品表面の転写不足などが起き、条件の変更のみでは対応できない場合があります。 […]

  • 2020年9月7日
  • 2021年7月28日

【樹脂の射出成形】必要型締め力の計算の基本とその欠点から、計算精度を高める考え方

 必要型締め力の計算は、設計段階で重要となってきます。  仮に、設計で見込んでいた型締め力より、さらに大きな型締め力が必要となった場合、大きな成形機に載せ換える必要がでてきます。  金型サイズ等に問題なく、載せ替えることができたとしても、成形機のサイズが大きくなることで、成形固定費が大きくなり、原価が上がってしまいます […]